コインパーキング運営の光と闇

駐車場経営で遊休地を活用しましょう。

駐車場経営について

私は掃除が好きなぐらいしか取り柄がないので、定期清掃のアルバイトをしたことがあります。

定期清掃とは通常のほうきやモップでする掃除とは違って、特殊な機械を使って床をピカピカに磨き上げる掃除の事です。

通常の掃除よりも特殊な技術を必要とするので、その分時給も良かったのです。

とはいえ最初は技術も何もありませんから、肉体労働ばかりさせられました。

最初は定期清掃の機械を移動をさせられました。

この機械が30キロぐらいの重さがあり、この機械を階段で運ばなければならない事がありましたが不動産投資のために頑張りました。

エレベーターがないフロアでは機械を自力で運ばなくてはならず、その役割を私が担っていたのです。

私は男と言えども人並み程度の腕力しかありませんでしたから、この作業が一番辛かったのです。

先輩方は私が運んだ機械を使って、きれいに床を磨き上げていました。

私も早く機械が動かせるようになりたいと思い、先輩の動作を観察していました。

床を機械で磨き上げた後は、モップで水分を拭き取るのです。これも私の仕事でした。

モップで拭くと言っても、素早く隅々まできれいに拭かなくてはなりませんでしたから、気を抜く事はできませんでした。

それから床が乾いたらワックス塗りです。

ワックス塗りは技術が必要なので、私はやらせてもらえませんでした。

ワックスを塗って乾けば、清掃完了です。

このような一連の定期清掃を、事務所や会社などをまわって行いました。

定期清掃のアルバイトを一か月ほど経験した後、やっと機械を動かす練習をさせてもらえるようになりました。

先輩方は簡単に機械を動かしていましたが、自分で機械を動かそうとしたら右や左に機械が勝手に動いてしまい、思うように動かすことが出来なかったのです。

そんな私のやり方を見かねた先輩が、肩の力を抜いて、ハンドルを軽く握れば良いとアドバイスしてくれました。

アドバイスの通りしてみたら、以前よりもふらふらしなくなりました。

その後私は練習を重ね、人並みに動かせるようになりました。

それから最初の磨きだけさせてもらえるようになったのです。

アルバイトは一年契約で更新はしなかったので、これ以上上達する事はありませんでした。

定期清掃のアルバイトは辛い事の方が多かったですが、機械が自分で動かせた時と床がピカピカに磨き上がった時の感動は言葉では言い表せないほどでした。